急性糸球体腎炎は、症候群(症状の集まり)です。最近では、これまで腎疾患がない人に急に血尿、タンパク尿、高血圧、浮腫、乏尿などが認められた場合に、これを総称して急性糸球体腎炎症候群といいます。
症状は、全身のだるさ、高血圧症、またまぶたがむくんだり体重の増加や乏尿、血尿などがあり、特徴的です。多くの場合、かぜなどに感染(溶連菌感染)してから、1~3週間ほどたってから起こります。
血尿、タンパク尿がみられる他の疾患をできるだけ除外する必要があります。
治療は安静・保温で、浮腫、高血圧に対して塩分、水分の制限、さらに降圧薬、利尿薬を服用します。高窒素血症出現時には高カロリー・低タンパク食とします。進行例には抗凝固療法、線溶療法、ステロイド療法が行われます。症例により血液透析療法を必要とする場合もあります。
予後は比較的良好ですが、15~20%が慢性化の経過をたどります。うっ血性心不全、高血圧脳症、急性腎不全を発病1週間以内に合併したときは、重症となります。
安静と水分摂取、薬物療法が必要です。可能であれば入院して治療する必要があります。
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